筋肉痛・肉離れについて
筋肉痛・肉離れについて
筋肉痛は、筋肉の働きと伸縮を原因として発生します。
筋肉は本来、収縮することで力を発揮し働く性質を持っています。
この収縮によって力を発揮する筋肉の働きを「コンセントリック収縮」と言います。
逆に筋肉が伸張しながら力を発揮する働きを「エキセントリック収縮」と言います。
筋肉痛は本来の働きではないエキセントリック収縮が原因となって起こっているものなのです。
エキセントリック収縮は、筋繊維が伸びきった状態で力を出そうとするので、筋繊維が小さな断裂を起こしやすくなります。この筋繊維の断裂が筋肉痛の痛みを起こす元となるのです。
筋肉痛の痛みは、筋肉の炎症が原因の一つとなっています。
この炎症をアイシングなどで冷やして鎮めた後で、マッサージや入浴で温め血行を良くして治りを早めるのが筋肉痛の治療の基本と言えます。
冷たいシャワーを浴びた後湯船に浸かって温まるといった「温冷浴や冷湿布」が効果的です。
運動後のクールダウンは、疲労の回復だけでなく筋肉痛を防止する為の重要な役割を持っています。運動をした後の筋肉は、強張った状態になっていると言えます。
この筋肉の強張りは血流を阻害して筋肉痛を長引かせる原因になってしまいます。
クールダウンでストレッチ体操を行い、筋肉の柔軟性を取り戻して血行を促進することで筋肉痛の発生を予防または痛みを抑制する効果が期待できると言うわけです。
肉離れが起こる原因は、脚の筋力にあると言えます。肉離れが好発する足の筋肉である太ももや腓腹筋は、身体の全重量を支えるため強い筋力を持っています。 肉離れは、これらの強い筋力を持つ脚の筋肉が収縮している際に自分が出した筋力に耐え切れず部分断裂を起こすことで発生します。
肉離れの原因となる筋肉の部分断裂は筋肉痛でも起こっていますが、筋肉痛の場合は筋肉組織を構成する筋繊維が断裂しているもので肉離れのように筋肉組織が部分断裂を起こす場合とは比べ物にならないと言えます。
肉離れが起こったら早急な対処をすることが、肉離れ治療の基本であるといえます。
また、ストレッチをしたりして筋肉を伸ばすことは禁止です。
安静、適正な角度での固定、「患部の冷却」という応急処置の鉄則を表しています。
固定期間が終わると、電気刺激を与えたり肉離れの硬縮をとったりといった治療法が行なわれます。





























